GoogleホームミニとRATOCのスマート家電コントローラが家に来ました。
キテレツの今回の目的は、声で家電をコントロールすることです。
前半は、それぞれの良かったところ、悪かったところをレビューします。
後半では、購入された方向けに設定で困った点と解決方法を紹介します。
数ヶ月使ってみて、結論から言いますと…
思い通りに操作できない時もありますが、なんとなく生活に溶け込んでいて便利です。
家電コートローラは外国製の安いやつも出回っているようですが、「使い物にならなかった」などのレビューもありますので慎重に選んでいただけたらと思います。
長くなるので、最初にこの記事を読んで何ができるようになるかを簡単にまとめておきます。
- 家電やChromeキャストなどを音声のみで一発コントロールできる。
- スピーカーなのでスポティファイやアップルミュージックなどの音楽を流せる。
- Googleカレンダーに予定を登録するなど、Googleサービスとの親和性も高い
- 今日の天気やニュース、職場までの渋滞状況、今日の運勢を知ることができる
- 英単語でも人物や歴史でもわからないことを色々と教えてもらえる。
などなど使い方次第で豊かに過ごせるようになります。
まず買ったのはGoogleホームミニ
で、そんなこんなで購入したキテレツ。
スマートスピーカーには、以前から興味がありました。
でもスピーカーなんかたくさん持っているし、と躊躇していました。
しかし、ある日突然「声で家電をコントロールしたい」という気持ちが湧き上がり、
電気屋さんで購入しました。
たまにセールで半額で売っていることがあるようですが、
思い立ったらすぐにでも欲しいキテレツは定価で購入…。
Googleホームミニの良かったところ。
なぞなぞが家族でやると楽しい。
「ねえ、Google、なぞなぞをやって」でなぞなぞをやってくれるのですが、これが意外と楽しい。
子ども達も大喜びで、家族の団らんにもってこいです。
目からウロコの「何か教えて」
「OK、Google、何か教えて」でトリビア的なことを教えてくれます。
「安全第一には続きがあって、安全第一、品質第二、生産第三だそうです。」てな感じで「へ〜」ってなります。
「今何時?」
朝方、うとうとしていて時間が気になる時がありますよね。
時計を見るために目を開けるのさえ億劫なとき、「OK、Google、今何時?」と聞きます。
たまに音量が大きいままでビックリしますが、目を開けなくても「あと30分は寝れるなー」などとと確認できます。
地味に気に入っています。
その際「30分後に起こして」も地味に便利です。
朝の支度中に「今日のニュース」
「OK、Google、今日のニュース」で最新のYahooニュースなどを流してくれます。
朝の支度中などに時間を有効に使えます。
帰宅したら「ただいま」
「OK、Google、ただいま」で「おかえりなさい」と返してくれます。
もうひとり家族が増えたような気分に。
続いて音楽やラジオを再生してくれます。
着替えている間にジャズやピアノ音楽をかけてくれるので、ちょっぴり癒されます。
Googleホームアプリから、設定→ルーチンで「ただいま」に対する反応を設定することだできます。
照明をつけたり、リマインダーを読み上げたり、ニュースを流したりもできます、
気にしていた音楽再生もなかなかいい。
何を気にしていたかと言いますと、対応している音楽配信サービスがGoogle Play Music、Spotify、うたパスだということでした。キテレツはApple Musicを利用しているため、これが一番の問題でした。
とりあえずSpotifyの無料プランに登録。
無料プランでは、曲の指定はできませんが「ジャズをかけて」とかざっくりとしたくくりで再生することができます。
アーチストの指定もできませんが、似たような系統のアーチストの曲が流れます。1曲目に指定したアーチストの曲が流れるといった感じ。
何かしながら声で操作して聞く分には、「ラジオ感覚でちょうどいいや」と概ね満足しました。
で、問題のApple Musicはというと
他のサイトさんを見てみると、曲をダウンロードしてGoogle Play Musicにアップしたりとか難しいやり方があるようです。
でもキテレツは「Bluetoothに接続して」でiPhoneとペアリングしてApple Musicを流しました。
メインのスピーカーじゃないし、これで充分です。
声で操作したければペアリングした後にsiriさんに頼めば良いのです。
でも、操作中に「ねえ、Google」なのか「Hey! siri」なのかわからなくなってきて混乱します。
アレクサはApple Musicに対応
アレクサさんはApple Musicに対応しています。
使う音楽サービスをApple Musicに設定すれば、声で一発操作が可能です。
12月17日現在、アレクサ搭載のecho dotが999円です! オススメ!
echo dotが999円で買える件についても書いています
[nlink url=”http://kiteretsudonya.com/wp/2019/12/21/6748″]
Googleホームミニのいやなところ。
「ねえ、Google」が言いづらい。反応しない時が悲しい。
ちょっと言いづらいです。
Amazon Echoの「アレクサ」の方が言いやすい気がします。
突然「ねえ」とか言うもんだから、家族がピクッと反応したりします。
そのうえ、一生懸命話しかけて、Googleホームがどんな反応をするのか家族が見守っているのに「わかりませんでした」とか言われたり、無反応だったりすると、なんともやりきれない悲しい空気が漂います。
次に来たのはRATOCのスマート家電コントローラ
家電コントローラもいろいろあるみたいですが、みなさんの評価がわりと高いこれにしました。
思っていたより小さくて軽いものです。
基本的にスマートフォンのアプリに家電を登録して、アプリ側から家電を操作するものだと思います。
今回の目的は、Googleホームと連携することです。
スマート家電コントローラの良かったところ。
子どもの頃、映画とかで見た未来の世界を体感できる。
これだと思います。
家の内外からスマホで家電を操作できる。
「テレビのリモコンどこいった?」とかもなくなりますし、外出先から、もしくは寝る前などに寝室のエアコンをつけておくとかもできます。これは便利。
眠くなってきたら音声で家電を操作できる。
エアコンとかテレビとかつけたまま寝てしまいそうなとき、Googleホームミニと連携していれば「全部切って」など声で操作できます。
便利なのですが、反応が悪い時があって目が覚めてしまいます。
マクロを使って、一気に電源を切ったりできる。
マクロを登録すれば、スマホからワンボタンでエアコンの電源を切る、テレビの電源を切る、テレビを切った600秒後にエアコンの電源を切る、という設定が可能です。これがかなり便利。
この他、よく使う部分のみを集めたオリジナルリモコンを作ったり、よく使うボタンを通知センターに表示したりもできます。すごくいいです!
スマホのアプリで家電を集中制御することができます。
Googleホームミニがなくてもアシスタントを使って操作できる。
いろいろ試していたのですが、Assistantを使えば音声操作ができます。iPhoneの場合はアシスタントアプリを起動しなければなりません。iPhoneは待ち受け状態で「OK Google」と言っても反応しません(2018年7月現在)。
画像は、アシスタントを起動して指示を出しているところです。Googleホームアプリ側で、ショートカット設定ができていればアカウントと紐付けてすぐに指示をだせます。
あの、家電を声で操作するだけであれば、Googleホームミニ買わなくてもよかったんですけど。
Googleホームミニがなくてもテレビをつけたり、クロームキャストでYOUTUBEの動画を再生したりもできます。
「Hey siri、Assistantを起動してテレビをつけて」はさすがにだめでした。
スマート家電コントローラのいやなところ。
USBケーブルは付いているが、ACアダプターがついていない。
間に合わせでクロームキャストについていたやつを使うはめに。
アシスタントと連携登録できる家電数が限られている。
テレビ・エアコン各1台、照明は2台までです。
もうちょっと欲しいです。
Googleホームに頼むより、もともとあるリモコンで操作した方が早い
スマート家電コントローラに問題があるのではなく、初期設定のまま声で操作しようとすることに難があります。
「ねえGoogle、家電リモコンと話したい。」
「どの家電を操作しますか?」
「テレビを消して。」
テレビの電源を切るのに、この一連の流れは時間がかかりすぎます笑。
反応が悪いときもありますし。
そんなに広いお家じゃないので、リモコンに手を伸ばした方が早いです。
これについては、ショートカットを登録することでわりと手間を省略できました。
Googleホームアプリから
その他設定→ルーティンから、「家電リモコンを使ってテレビを消して」=「テレビを消して」のように、短いフレーズに変えて登録できます。
最初は、ちょっとわずらわしいですが、今はこうしています。
だけど、テレビのチャンネルを全て登録するのは大変です。
以上で前半戦は終了です。後半は設定で困ったところと解決方法を紹介します。
とりあえず買ってみるなら、こちらからどうぞ。
ここから後半:Googleホームミニの設定で困ったところ
設定が…、わ、わからん。
こういうのを買ってくると、たいてい設定のどこかでつまづきます。
設定の詳しい説明は、他のサイトさんにお任せするとして、キテレツが困ったところだけご紹介します。
無線LANルーターと接続できない。
GoogleホームミニのMACアドレスはどこ?
たいてい端末の裏側とかに書いてあるはずなのに…。
接続したGoogleホームアプリから確認できました。
デバイス→デバイス設定→右上の「…」→一番下にあります。
ちょっと隠れてますが、一番下です。
無線LANルーターの接続パスワードを忘れた。
これは使用しているMacから確認できました。
アプリケーション→ユーティリティ→キーチェーンアクセス→使用しているルーターのSSIDを選択→パスワードを表示、です。
Windowsの場合の確認方法はわかりません、ごめんなさい。
Voice Matchができない。
Voice Matchといって識別する声を登録する機能があります。
「OK、Google」、「ねえ、Google」と4回言わされるのですが何度やってもエラーがでて登録できませんでした。
めげずに何度も登録を繰り返していると、突然登録が完了しました。
具体的に何をやったかよく覚えていませんが、突然できました。
RATOCのスマート家電コントローラの設定で困ったところ
Googleホームミニの設定で色々と手こずったおかげで、Wi-Fiルーターの設定はスムーズに行きました。
MACアドレスも背面に書いてあります。「:」が書いてありませんが。
でもやっぱり困ったところが色々ありました。
古い家電のリモコンプリセットがない。
アプリで登録したい家電を選び、メーカーを選び、型番を入力してリモコンのプリセットを読み込みます。
しかし、ウチのエアコンは古くてプリセットに登録されていませんでした。
ためしに同じメーカーの他のプリセットを使ってみましたが、電源はつくけど消すことができない。
画像の一番上、手動でリモコンを学習させる方法がありますが、なんかもう面倒になってしまいやめました。
Googleホームミニに登録できない。
設定方法は、家電リモコンアプリの「WEBマニュアル」を見ていただければだいたいわかると思います。
Googleアシスタントの設定を終え、Googleホームアプリにスマート家電コントローラを登録します。
その際、家電リモコンアプリで登録したメールアドレスとパスワードを入力して「登録」ボタンを押す、という操作があります。
しかし、Googleホームアプリ側で「リモコンの情報が登録されていません。スマートフォンのアプリケーションからご使用になるリモコンを選んで下さい。」という表示が出て登録できませんでした。
価格ドットコムでレビューされている方に同じような症状の方がおられ、「突然登録成功した」とのことで、「そういうやつか、なんかそういうのさっきあったな」と思い再チャレンジ。
その他の設定→デバイスの追加→家電リモコンスマートホームアイコン→メールアドレスとパスワードの入力を何度もやりなおしました。
そうしたら「突然登録成功」しました。
なんなんだろう、いったい。
結 論
使い方次第でまだまだ可能性があると思います。
使い慣れていないから良さがわからないところもあると思いますし、少しずつ設定して使っていきます。
以上、GoogleホームミニとRATOCのスマート家電コントローラが家に来た、の回でした。
Googleホームの「スキン」とやらが販売されていてかわいいです。