当サイトで人気の自由研究シリーズ。
今回は楔形文字、ヒエログリフを「書いてみよう、読んでみよう」の本を紹介していきます。
古代の文字を書いたり読んだりできたらどんなに楽しいでしょうか。
古代に文字ができたことで、たくさんの情報を記録できるようになり歴史が時間を超えて伝わるようになったそうです。
これを夏休みや冬休みの自由研究としてまとめられたら、とても夢があって素敵ですね。
- まずは古代文字の歴史や特徴を調べてまとめる。
- 日本語の対応表を発表用紙にそのまま書き写す
- 対応表を元に文章を書いてみる。
- できたらネットで見つけたヒエログリフの画像を解読してみる。
とかで、立派な自由研究として成り立つでしょう。
小学校高学年向けだと思います。
それでは、いつものごとくほとんど本の内容を理解していませんが、はりきって行ってみましょう。
「楔(くさび)形文字を書いてみよう読んでみよう」の本
今から約5200年前に人類が手に入れた文字、楔形文字。平仮名や漢字と同じしくみをもつこの文字を読み、そして書いてみよう!
現存最古の文学がわかる! ギルガメシュ叙事詩、ハンムラビ法典、最古の世界地図を記した文字で、名前とかを書いてみよう、という本です。
楔形文字(くさびがたもじ、せっけいもじ)とは、言語の表記に用いられた文字としては最も古いものの一つである。その起源は紀元前3400年にまで遡ることができ、主にメソポタミア文明で使用された。文字の古さでは古代エジプトのヒエログリフ(紀元前3200年-400年)に並ぶ。
出典:ウィキペディア
冒頭は古代メソポタミア文明の成り立ちから、なぜ楔型なのかの説明から始まります。
ちなみに、元々は絵文字だったそうですが、いつからか粘土に葦の茎を押し付けて書くようになり、楔形の文字になったらしいですよ。
本の中では鉛筆の角と粘土を使った書き方も載っています。紙粘土とかで謎のオベリスクを作ってみてはいかがですか?
表紙のカバーや本文に、日本語に対応した文字が掲載されています。
じゃあ、書いてみようじゃありませんか(新聞に入っている広告の裏の白いところに書いてみます)。
楔形文字で「キテレツ」と書いてみました。
(広告の「セール」という文字がよく見えます。)
あ、「キ」が間違ってた! 古代人は誤字脱字の修正が大変だったでしょうね。
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「ヒエログリフを書いてみよう読んでみよう」の本
アルファベットの要素をもつ古代エジプト語の文字、ヒエログリフ。古代エジプトの文化に触れるうえで文字の学習は欠かせません。本書はその書き方や特徴を楽しく解説した入門書です。
ヒエログリフ(hieroglyph、聖刻文字、神聖文字)とは、ヒエラティック、デモティックと並んで古代エジプトで使われた3種のエジプト文字のうちの1つ。エジプトの遺跡に多く記されており、紀元4世紀頃までは読み手がいたと考えられているが、その後読み方は忘れ去られてしまった。19世紀になって、フランスのシャンポリオンのロゼッタ・ストーン解読以降読めるようになりました。
出典:ウィキペディア
古代エジプトで使われた文字って、3種もあったの!?
この本の最後の方には、ヒエログリフで書かれた教訓や、手紙の和訳が載っています。
教訓を読むと古代エジプトの人に戒められてしまい、不思議な気分になります。
今度はヒエログリフで「キテレツ」と書いてみます。
ところどころ鳥さんが現れます。でも、鳥さんを意味しているわけではなく、あくまで文字なのだそうです。
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書いた文字が間違っていないか心配ですが、調べようがないので放っておきます。
でも、エジプトの文明好きにはたまりませんね、こういうの。
この他にもギリシア語を書いてみよう読んでみようの本があります。