副業でブログを書いているが、どうも集客ができていない気がする皆さん、こんにちは。
最近は、ブログアフィリエイトの競争が激化して、稼ぎづらくなっているというのが正直なところです。
SEO対策に関する情報も溢れまくっていて、もはや誰もが当たり前に使っているスキルになっています。
そんな昨今、SEO対策を無視して書きまくっても、収益が発生しないどころか見られもしない感じです。
なので「収益が発生しない」と悩む前に、これから説明するツールや文章のテンプレートを使って、検索エンジンや読者に評価される記事を目指しましょう。
SEOを意識してブログ書く。
今回は、SEO対策を意識してブログを書くためにキーワード選定から改善までの4項目で説明していきます。
キーワード選定〜改善の4ステップ
②SEOを意識した執筆テンプレート
③執筆後のチェック項目
④分析と改善に使うツール
ツールの説明だけでなく、執筆時のテンプレートやチェック項目も用意しました。
一通り読んでからテンプレートを使って記事を書いて行けば、検索上位に表示される可能性が高まります。
①キーワード選定の流れとツール
まず、どういう読者が、なぜ検索したのかを洗い出します。
以下の項目に記入していきましょう
読者を想定するためのテンプレート
読者を想定するためのテンプレート
年齢/性別/住まい/世帯構成/職業/所得
【検索キーワード】
ペルソナが検索するキーワード
【副次キーワード】
一緒に検索される可能性が高いキーワード
【ペルソナの悩み、検索意図】
何を悩んでいるのか、どういう理由で検索したのか。
次に、読者がどういう状態なのかを推定します。これを「記事のタイプ」とします。
記事タイプを選択する
①今すぐ解決・購入したい
今すぐ解決法が知りたい人や、特定の商品を購入する気がある人向けの記事
例:「アップルウォッチ 比較」(月間検索数 9,900)
②もうちょっと知りたい
いくつかの解決法がわかってきて、情報収集している人向けの記事
例:「アップル ウォッチ できること」(月間検索数 27,100)
③お悩み中
ぼんやりと悩んでいて解決法を検索している人向けの記事。
例:「スマート ウォッチ おすすめ」(月間検索数 60,500)
極端なキーワード例ですが、③で悩んでいる人は多く、①は少なくなります。
③→②→①の順で読者を導いて行くのが理想ですが、速攻で収益を狙うなら①や②の記事を優先して書いた方が良いです。
①の人は少ないのですが、もう買う気マンマンだからです。
キーワード選定に使うツールとやるべきこと
ここまでくると、どういうユーザーがどんなキーワードで検索するかが想定できます。
この項では、想定するキーワードを「東京 女子会」とします。
ラッコキーワードでニーズを探る。
読者が検索すると思うワードをラッコキーワードに入力してみましょう。
実際に検索された実績があるワードが一覧表示されます。
「東京 女子会」であれば、「個室、貸切、カラオケ、ランチ、安い、インスタ映え、うどん」といった顕在ニーズがあることがわかります。
(え、うどん??)
つまり、これに答えるコンテンツを書いていけば良いということです。
キーワードプランナーで検索ボリュームをチェックする。
それぞれのワードが実際にどれくらい検索されているかを探ります。
月間検索数が10~100くらいあるものを拾って行けば良いでしょう。
少なすぎると全く流入しませんし、1000くらいになると上位を狙うのが難しくなります。
「東京 女子会 うどん」は除外することになります。
共起語ツールを使えば、さらにニーズを満たせる。
共起語とは、キーワードと同時に使われることが多い単語のことです。
共起語を記事に取り入れることで、検索ニーズをより網羅した内容になります。
こちらのサイトは、検索ワード上位30サイトをから共起語を抽出してくれます。
検索キーワードで上位表示されるサイトのコンテンツを見ておく。
ここでは、実際に検索してみます。
どんな内容の記事が上位に出てくるかを見ておきましょう。
上位に出てきた記事は、
上位表示されるコンテンツの内容
- 知りたい
- 行きたい
- やってみたい
- 買いたい
どれを満たす記事でしょうか。
たとえば、「ラーメン」で検索する人はラーメン屋を探しているため、近所のラーメン屋さんが表示されるはずです。
ここに「ラーメンの歴史」の記事をぶっこんでも上位表示されません。
さらに、上位表示される記事のコンテンツを洗い出しておけば、勝てる見込みのある立ち位置が見つけられます。
最初は堅苦しく考えないでOK
ここまで、だいぶ長くなりました。
面倒くさがりの私は、ここまでをざっくりやります。
実際のところ、かなりテケトーです。
(いままでの、なんだったんだよ!)
自分の推しを記事にするなら「これでもか!」というくらい書けば、自然とペルソナのニーズを満たす内容になるからです。
とりあえず流れを知っておくだけで良いと思います。
②SEOを意識した執筆テンプレート
読者の顔や検索するキーワード、それに答えるコンテンツがハッキリ見えてきたことと思います。
次に、ペルソナのゴールを設定しましょう。
ペルソナのゴールの設定
検索キーワードや悩みに対する答え。ペルソナはどうよくなるのか。
はい、もうスラスラ書けます。
ここまでを、以下の「記事テンプレート」に落とし込みます。
各項目に書き込んで行きましょう。
「記事テンプレート」に落とし込む
キーワードや結論、ペルソナの状態を含めた、クリックしたくなるタイトル
【記事テンプレート】
①導入文(ペルソナの悩みの代弁、解決できることを示唆、ドキっとする問題提起、読む価値)
②結論(主張や解決策、商品紹介)
③理由(なぜなら〇〇だから、オススメする理由)
④具体例・根拠(実例、証拠の写真やグラフ、メリット・デメリット)
⑤結論(ふたたび主張や解決策、悩みの解決はできたか、記事の振り返り、総合的な感想)
⑥行動を促す(CTA、資料請求、商品購入はこちら)
以上で、今までと段違いの記事ができたと思います。
基本的に「PREP法」の流れですが、さらにPREPを入れ子にしたりします。
④具体例の部分は、体験談を時系列で並べるのもオススメです。
③執筆後のチェック項目
投稿前でも翌日にリライトする時でもいいので、以下の内容をチェックしましょう。
投稿前やリライト時のチェック項目
①タイトル:32字以内、キーワードが入っているか、クリックしたくなるものか
②網羅性:キーワードに対して網羅性があるか
③キーワード:キーワードが見出しに入っているか
④独自性:競合との差、独自性があるか
⑤文字量・誤字脱字:文字量はあるか。誤字脱字はないか
⑥専門用語:むつかしい言葉は使っていないか、引用元を明記しているか
⑦構成:読みやすい構成か、図表が適宜挿入してあるか
このあと記事を公開したら、分析と改善のフェーズに入って行きます。
④分析と改善に使うツール
ここでは、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールを使って分析、改善していきます。
ほとんどの方が知っているツールだと思います。
Googleアナリティクス
基本無料で使えるGoogleのアクセス解析ツール。
訪問者は、「どこから来たか」「デバイスは何か」といったデータを計測できます。
設置についての説明は省きますが、アカウントを作成してコードをサイトに埋め込むだけで計測が始まります。
改善の例は以下の感じ。
- すぐに離脱しているページがあれば内容を改善
- 想定したユーザーが見に来ているか、来ていなければリライト
- よく見られているページがあれば、目的のページへ誘導
といった感じです。
Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールでは、どのキーワードでどれくらい表示されて、どれくらいクリックされたかを調べます。
狙ったキーワードでちゃんと集客できているか、リライトしたらどうなったかを考えます。
新規でトレンド記事を追加したら、Googleにすぐに登録してもらうために「インデックス登録をリクエスト」しましょう。
あとは、「表示に時間がかかる」といったサイトの問題点も調べられるので、改善していきましょう。
アナリティクスはサイト訪問後のデータを取得、サーチコンソールはサイト訪問前のデータを取得するためのもの、という説明がされることが多いです。
データ分析をして改善する。
改善は、以下のやり方です。
改善のパターン
タイトルとディスクリプションを変更する
①数字を入れる
②自分ごとにしてもらえる言葉を入れる(初心者、30代女性など)
③具体的な行動を示唆(「ポイント」「対策」といった表現)
順位が低い
①独自性を出す
②もっと網羅性を出す
③外部リンクを増やす
特に、キラーコンテンツができたら、放置せずにリライトしましょう。
順位が下がって来たら、なぜ下がっているのかを想像して改善します。
- 競合にあって自分のサイトにない要素は何か
- 内容が古くなっていないか
などなど。
3ページ目くらいに落ち込んでいた記事の順位が爆上がりして、上位に降臨していることがあります。
効果検証をする。
いつ、どうやった施策が有効だったか、記録することも大事です。
と、コンテンツマーケティングの会社の方に言われました。
PDCAというやつですね。
最後に
初心者ブロガーの方は、SEOにとらわれずに品質が高くて独創的な記事を目指すことが一番だと思います。
あまり堅苦しく考えると、途端に書くのがつらくなってしまいます。
あれこれ考えずに書いてみて、うまくいかなかったら改善するという流れが良いと思います。
最後に、ここまでの記事テンプレートやチェック項目を一覧にしました。
メモ帳などにコピペして使いまわしていただければ幸いです。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
記事テンプレートまとめ
記事テンプレートまとめ
【ペルソナ(想定する読者)】
年齢/性別/住まい/世帯構成/職業/所得
【検索キーワード】
ペルソナが検索するキーワード
【副次キーワード】
一緒に検索される可能性が高いキーワード
【ペルソナの悩み、検索意図】 何を悩んでいるのか、どういう理由で検索したのか
【記事のタイプ】
①今すぐ解決・購入したい
今すぐ解決法が知りたい人や、特定の商品を購入する気がある人向けの記事
例:「アップルウォッチ 比較」(月間検索数 9,900)
②もうちょっと知りたい
いくつかの解決法がわかってきて、情報収集している人向けの記事
例:「アップル ウォッチ できること」(月間検索数 27,100)
③お悩み中
ぼんやりと悩んでいて解決法を検索している人向けの記事
例:「スマート ウォッチ おすすめ」(月間検索数 60,500)
【上位表示されるコンテンツの内容】
知りたい
行きたい
やってみたい
買いたい
【ペルソナのゴール】
検索キーワードや悩みに対する答え、ペルソナはどうよくなるのか
【SEOタイトル】
キーワードや結論、ペルソナの状態を含めた、クリックしたくなるタイトル
【記事テンプレート】
①導入文(ペルソナの悩みの代弁、解決できることを示唆、ドキっとする問題提起、読む価値)
②結論(主張や解決策、商品紹介)
③理由(なぜなら〇〇だから、オススメする理由)
④具体例・根拠(実例、証拠の写真やグラフ、メリット・デメリット)
⑤結論(ふたたび主張や解決策、悩みの解決はできたか、記事の振り返り、総合的な感想)
⑥行動を促す(CTA、資料請求、商品購入はこちら)
【執筆後のチェック項目】
①タイトル:32字以内、キーワードが入っているか、クリックしたくなるものか
②網羅性:キーワードに対して網羅性があるか
③キーワード:キーワードが見出しに入っているか
④独自性:競合との差、独自性があるか
⑤文字量・誤字脱字:文字量はあるか。誤字脱字はないか
⑥専門用語:むつかしい言葉は使っていないか、引用元を明記しているか
⑦構成:読みやすい構成か、図表が適宜挿入してあるか
【改善パターン】
順位が高いのにクリックされない
タイトルとディスクリプションを変更する
①数字を入れる
②自分ごとにしてもらえる言葉を入れる(初心者、30代女性など)
③具体的な行動を示唆(「ポイント」「対策」といった表現)
順位が低い
①独自性を出す
②もっと網羅性を出す
③外部リンクを増やす
④情報を新しくする
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